紫微斗数について



紫微斗数は香港や台湾ではとても人気のある占いです。最近は四柱推命より人気があるということですが、日本ではやはり四柱推命のほうが歴史もあるし、よく知られている占いだと思います。紫微斗数も四柱推命も東洋占術で太陰暦という月の満ち欠けの周期を元にした暦を使って命盤をだしていきます。太陰暦の元日は私達がふだん使っているグレゴリオ暦でいうと大体二月くらいになります。生年月日も太陰暦の暦に合わせるので一か月くらいさかのぼった日が誕生日となります。


紫微斗数の命盤を出す際、正しい出生時間が必ず必要になります。この正しい出生時間が必要なことが、日本で紫微斗数があまり知られていない原因の一つかなあ、と思います。通りすがりにちょっとみてもらおうかなーと思っても出生時間まではすぐにはわからないですよね。だから紫微斗数はやはりネットでの鑑定でということになり、街中で紫微斗数という文字を目にする機会はなかなかない。きっちりした出生時間と出生地が必要で、それがないと命盤がつくれない、何もはじまらない、そういう面倒なところが私には逆に信頼できる気がします。


この紫微斗数占いの結果を私がどのように活用しているかというと、紫微斗数には12の宮があるのですが、まず大運という10年の運をみて良い運気のことは普段ならやらないようなことでも思い切ってやってみる、勇気をふりしぼって挑戦してみる。逆に良くないことについては内容にもよりますが、人の宮についてでしたらあえて距離をとってみたり、礼節をこころがけたりしてみる。年単位ではさらにくわしくよみとることができるので、大運の中でも特に気を付けるべきはこの年、やりたいことを挑戦すべきはこの年という風に意識しています。まあ、普通に鑑定を受けた方と同じような感じです。生活する中で誰でも大切なものが12の宮に分かれているので、対処すべきことがわかりやすいと思います。


そして紫微斗数は「佛学」といわれるように、今世では前世でうまくできなかったことをもう一度がんばって少しでも克服できるようにすることが大切で、あなたが今回の人生で頑張ることはこれですよーということをおしえてくれるのです。輪廻転生の概念がそこにはあり、ひとつひとつの命盤には本当に深い情報がつまっているのです。命盤をよむことで自分のことを深く知ることができます。また、様々な方の命盤をみるたびに目にみえないものの存在を感じずにはいられないのです。



紫微斗数占いをつかってよりよい方向をめざして

みなさまの幸せをいのりながら鑑定していきたいとおもっていますので

どうぞよろしくお願いいたします。













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